編組線の外観検査:幅1.8 m・毎秒2 mのラインで54 μmの糸切れを捉える
色判定のテストからライン全体のインライン検査計画まで。色度図で緑と黄色の編組線を判別し、33Kラインスキャンカメラ2台を千鳥配置して1,800 mmのライン幅をカバーします。

編組線のラインは高速で幅も広く、糸切れや糸の走りといった欠陥は線径のごく一部にすぎないため、人の目では追いつきません。辰祥はまずサンプルで検出原理を検証し、その後ライン全体のインライン検査計画を提案しました。
ステップ1:色の判定
500万画素カラーカメラ・解像度約20 μmとバー照明で撮像し、色度図に変換すると、緑と黄色の編組線をはっきり判別できました。色変換による編組線の色検査が有効であることを確認しました。
ステップ2:インライン検査計画
- ライン幅1,800 mm、生産速度毎秒2 m
- 線径0.272〜1.0 mm、欠陥は線径の20%と定義し、最小約54.4 μm
- モノクロラインスキャンカメラ:33.98K、画素28 μm、最小検査能力84 μm、視野950 mm、取込速度80 kHz
- カメラ2台を千鳥配置してライン全幅をカバーし、PC2台で並列処理
ラインスキャンを選ぶ理由
連続して流れる幅広の製品では、ラインスキャンカメラが1ラインずつ連続して撮像するため、エリアカメラのようなつなぎ目の問題がなく、高速ラインに最適です。導入時には現場のスペースに合わせて作動距離と取付治具を調整します。

