技術ノート|プローブ自動計数:ケースの材質が照明方法を決める
透明ケースはバックライトが最も安定。不透明な黒ケースは開けて正面照明に、黒地に透明フィルムのケースは外部同軸照明のみ。4種類のケースの実測ポイントをまとめました。

プローブは細く数も多いため、手作業の計数はミスが起きがちです。画像による計数は簡単に見えますが、最大の変数はアルゴリズムではなく「プローブがどんなケースに入っているか」です。2回のテスト・4種類のケースの結果をまとめます。
透明ケース:バックライトが最も安定
面発光照明で下からバックライトを当てると、プローブの輪郭が鮮明で計数が最も安定します。正面照明でも計数できますが、検出したエッジがギザギザになり完全性が劣ります。蓋を開けずに正面照明で計数するなら、プローブの間隔をもっと広げる必要があります(実測画像では間隔3〜5画素)。
- 蓋にラベルや書き込みがある場合は蓋を開ける
- プローブ上や周囲に書き込みをしない。向きを揃えると精度が上がる
不透明な黒ケース
バックライトが透過しないため、蓋を開けて正面照明を使います。
黒地に透明フィルムのケース
フィルムが反射するため外部同軸の正面照明でしか撮像できず、画像上の色を揃えるにはプローブの並びを統一する必要があります。ケース内の大きなホコリも計数に影響します。
直立プローブ用ケース
外部同軸の正面照明で撮像する見込みで、治具とプローブ全体の寸法に合わせて設計します。
システム計画
正面照明はカメラ移動モジュールに取り付けるため、積載重量を事前に確認します。低倍率カメラで個々のプローブ位置を求める方法は透明ケースのみに適し、その他のケースはまずケース範囲を位置決めしてから全体を撮像します。辰祥のプローブ計数装置は、権限管理、計数画面、カスタムレポートを統合しています。

