技術解説2026.10.13

マルチ照明撮像:金属部品のキズや打痕を見える化する

金属表面は反射が強く、単一の照明では欠陥がハレーションに埋もれがちです。照明角度を変えて複数回撮像し、判定しやすい画像に合成します。

マルチ照明撮像:金属部品のキズや打痕を見える化する

金属製品の外観検査で最大の課題は反射です。同じキズでも、照明の角度を変えるとまったく見えなくなることがあります。

アプローチ

同じ位置で角度や種類の異なる照明を使って連続撮像します。各画像が異なる方向の表面変化を強調し、ソフトウェアがそれらを合成して判定します。

  • 低角度の斜光:キズや細かな筋を強調
  • 同軸照明・正面照明:汚れや色の違いを確認
  • 多方向の組み合わせ:打痕や凹凸を立体的に表現

同じ考え方を、Silicon Chip 外観検査装置やLED検査装置にも活かしています。反射が原因で検査が難しい製品があれば、ぜひサンプルをお送りください。

辰祥光学自動化 技術コラム